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施工実績

【東京都 港区】新築の厨房・トイレ基礎防水工事(改質ゴムアスファルト系塗膜防水)を施工事例で紹介

2024年02月22日

東京都 港区 防水工事施工事例

この記事では、新築現場での防水工事を施工事例と共に解説していきます。

今回の新築防水工事は厨房を作る前の基礎防水を施工しました。

改質ゴムアスファルト系塗膜防水とは?

改質ゴムアスファルト系塗膜防水は、アスファルトを主成分とし、ゴムやその他の改質剤を加えて性能を向上させた塗膜防水材です。この防水材は、伸縮性、耐久性、接着性に優れており、様々な建築物の防水に幅広く利用されています。

改質ゴムアスファルト系塗膜防水 施工事例紹介

左官・下地調整

プライマー塗布

クロス貼り

防水材塗布

施工後

水張り試験

施工前状況

左官・下地調整

施工範囲が決定した後、ブロックの積み立てに移ります。この段階では、構造の安定性と、後の防水工事における効果的な接着を確保するため、正確な配置と均一な積み上げが求められます。ブロック積みが完了したら、左官作業により表面を滑らかに仕上げます。この左官仕上げは、防水層を施す前の非常に重要な工程であり、水分の浸透を防ぐための基盤を作ります。

プライマー塗布

下地にしっかり密着するように、プライマー(下塗り材)を塗布します。プライマーの塗布が不十分な場合、この後施工する防水層の剥離の原因にもつながります。

クロス貼り

建築物は温度変化や構造的な負荷によって伸縮します。クロスを用いることで、塗膜防水層にある程度の伸縮性を持たせ、これらの動きに対しても割れにくい防水層を実現できます。

防水材塗布

防水材の塗布量や厚みは、メーカーの指示に従って正確に行います。不足すると防水性能が確保できず、過剰に塗布してもコストの無駄になり、乾燥時間の遅延や割れの原因となる場合があります。

施工後状況

水張り試験

防水工事の完了後に行われる水張り試験は、施工された防水層の性能を確認し、漏水の有無を検出するための重要な手段です。水張り試験により、小さな亀裂や穴、施工不良による漏水リスクを早期に発見できます。これにより、建物が実際に使用される前に問題を修正することが可能になり、将来的な損害や修理コストの増加を防ぐことができます.

投稿者プロフィール

Ryoto Suzuki
Ryoto Suzuki代表取締役
株式会社エス・ウェーブ 代表取締役
創業以来、小規模工事から大規模改修工事を約6000棟を管理・施工を行ってきました。
雨漏りの原因追求や建物のメンテナンス管理の知識は、豊富にあります。
【保有資格】
一級防水技能士・一級建築施工管理技士・職長、安全衛生責任者・足場組立て等作業責任者